「愛」も「萌え」も定義は広い。 - 「いじめに『ノー』と言えなかった被害者」に“責任”はあるか

いじめ加害者はしばしば被害者を洗脳し続け、自分に罪があると思わせたり、虐待に抵抗する能力を奪ったりする事があります。これを決して忘れてはなりません。つまり、「脅されていやいや従う」よりもひどい事に、「自分が悪いので、従うのが当然」であるかのように洗脳されてしまっている事があるのです。

体育授業現場において、長年こうした洗脳を受けたと仮定し、その内容を推察すると「オマエは体育においては役立たず」「体育においてがんばること自体が嘲笑の対象になる」といった洗脳を受けたことが考えられます。
もしそうだとすれば、何らかのケースワークを受け洗脳から脱する必要があるわけですが、これは仮定を元にした対策ということになるので、まずは、洗脳を受けた状態にあるのか否かということを判断する必要があるかもしれません。