では

教えてもらった、家でできるわずかなトレーニングでさえ、やっているウチにこみ上げてくる空しさにも似た感情は何なのか。
これは自分の中の弱さなのか。
では、弱さとは何なのか、それを克服するにはどうすればいいのか。
スポーツが得意な人は「考えるな、実行しろ」と言うが、どうにもいちいち明確に言語化しないと行動に移せないのは、自分の行動様式に問題があるのだろうか…。
特に、この「考えるな」という言葉に何かひっかかるものがあるんじゃないだろうかと過去を思い出してみると、体育の授業におけるサッカーを思い出した。
野球にもサッカーにもまったく興味がなかったワテは、ルールなんか知らないし、とにかくゴールにボール入れりゃええと思ってたが故に、ボールに触れば罵声、それじゃあと、触らなかったら触らなかったで罵声が飛んでくるという状況に、頭の上にはてなマークが500個くらい出てたものだ。
体育の教師は遠くでニヤニヤしているか「もっとボールに食らいついていけ!」と言うばかり。何が間違っていたのか、なぜ罵声を浴びせかけられれねばならないのかまったく理解できないまま、授業が終わる。終わったら終わったで、女子どもから「アンタ、マラソンしょったん? キャハハハハハ」とやられたものだ。
それ以来、知識がないと身体を動かせないのではないかという固定観念が自分の中にできあがっているのではないだろうか。
では、その知識とは? 何を知ればいいのだろうか?
私の印象では、指導者は、ただ「動け!走れ!」と言うだけの存在でしかない。その印象もマズいのだろうか。
そろそろ思考実験的になってきたが、これを経て自分の中のもやもややトラウマと呼ばれるであろうものと対峙していきたいと思っている。
そろそろ、「んなことやってねーで、身体動かしゃいいんだよ!」という声が聞こえてきそうだが、ここを叩かずには継続できないような気がするので、もーちょっとやってみるつもり。
とにかく、今までみたいに後ろ向きで卑屈な文章を読んで、悲劇のヒロイン的気分に耽溺するのだけはやめときたい。前に進みたい。
ま、とりあえず、寝る。
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