このエントリで取り上げた3つの言葉を言うヤツの行動は

魚の目をわざといじり回して治癒を遅らせることに似ているのかもしれない。
パッチを当てて放置しておくというもっとも確実な対策を取ればいいのに、なぜかそれをせずに、ひたすら魚の目をいじり倒して、跡を残したりするのだ。
あげく「俺は薬使うのイヤなんだよ。あんなワケのわかんねーカタカナのモノがいっぱい入ったもんなんか、身体に貼りたくないよ!」などと言いながら。
しかし、魚の目と大きく違うのは、いじったヤツにとっては、何の後腐れもないことだろう。
とはいえ、これが体育教師となると、話はややこしくなる。
見た目で判る障害を持ってない限り、ぱっと見に何が原因で「できない」のか並の教師ではわからない。しかし、仮に、その生徒の抱えている問題が教師の力量を越えていたり、その子に運動の喜びを与えられるようにするには、自分自身の担当する期間では無理だったり、そういったことに気づいたとしても、公式に「サジ投げた」と言ってできない子を無視や放置したら、それこそ教職を追われてしまうわけで。
かくして、彼らはせめてもの仕事として今日も罵声を飛ばし続けるのだろう。そのことが後にその子の将来に大きな禍根を残すことになるとしても。