sports-soken.com

スポーツをする子はイジメをしない」のではなく
「イジメをしない子、イジメられない子、イジメを見過ごさない子、
を育てるためにスポーツマンにする」のではないか

子供の側の自己顕示欲がスポーツをする動機に含まれている限りは、スポーツ現場でのいじめはなくなりませんよ。
スポーツに熱心になっているが故に周囲が見えずにやってない子供を差別したり、一定レベル以上の子供にスポーツの喜びを与えられない指導者が現場にゴロゴロしていることを知らないのでしょうねぇ。

敵は倒すもんだろ。敵と戦わないスポーツなんてあり得るのか!

あり得ませんね。だからこそ学校体育の現場でチームスポーツを行う時には慎重に行わなくてはならないのですよ。なぜならチーム内に運動音痴が居たら、それを排除することが「敵を倒す」ための、もっとも手っ取り早い解決方法なのですから。
あと、誤字脱字は訂正した方がいいですよ。そこら辺に配慮ができない発言を放置していると、スポーツマンと良い指導者がイコールでないということがあきらかになるばかりですから。
さらに、せんせーからも意見。

「スポーツマンであればイジメをするな、許すな」と教えるべきではないか!
今こそ「尊重する」ことの意味を理解し、
スポーツを通じして真のスポーツマンを育てるべきだ。

sports-soken.com

なぜこれができないかというと、戦績が学校の評価につながるという今の部活の仕組みが全く反対のベクトルで作用しているからなのです。
いくら選手層の底上げをしても、頂点を引き上げない限り、教師も学校も評価されない現状があるので、戦績が「尊重」より重視されてしまう。
さらに、この人の言うような理想を現場で実践したらしたで、アホな狂育ママ*1が、「いっこも県大会とかに進出できなくなった」などと、教委に文句を言ってくる。

かくして、学校体育の現場は部活動で競技をやってるものたちが好き勝手をする場になり、運動嫌いが再生産されていくのでした。
だからさー、競技と学校教育は完全に分離してくれよ。頼むから。

*1:またそういう親に限って、PTAでは発言力があったりする