和田秀樹もたまにはいいこと言うな

とは、昨日のこのエントリへ寄せられたブクマコメントの一つ。
それでまた思い出したのだが、氏はこうも言うとった

傷つきの連鎖というのがあるのです。
嫁姑の確執がイヤで、私が姑の立場になったら、そんなことは絶対にしないと思っていても、いざ嫁が来ると同じことをしてしまう。これは本人がそうしないようにと心がけて、その連鎖を断ち切るしかないのです。

また、例によって記憶で書いてるので言い回しは違うだろうけど、趣旨としてはこんな感じだったと思う。
でだ、いじめにも同じことが言えるのではないだろうか。
いじめによって傷つけられた者が、その傷をなんとかしようとして、また他の奴をいじめる。
そんな構図こそが、「いじめる側といじめられる側が入れ替わる」ということなのではないだろうか。
その連鎖を断ち切るために必要なのは、自分の傷を癒すために他人を傷つけない強さなのかもしれない。
本当に弱いのはいじめられる側ではなく、加虐欲求をコントロールすることができないいじめ側なのではないだろうか。