土日で聞いた話を雑感的に書いておくメモ

カニ歩き

母指丘を中心にした動作の時は、足の外側を浮かせる感じで。やってみると、なるほど腿の内側にキてます。

指揮

早くできるようになっても、同じように続けることで、神経と脳に負荷はかかる。継続が重要

腹筋

背臥位で脚を下ろした状態からの脚上げ腹筋がつらいなら、脚を上げきって楽な状態から下ろして行く方向でもよい。ただし、腹の肉の構成が皮下脂肪の固いのor外からヘンに鍛えられた肉→ちょっとだけある腹筋→大量の内臓脂肪というミルフィーユ状態にあるので、3秒やって10秒休憩×5セットを毎日やる程度から始めたほうがいい。それ以上無理をしたり、上体を起こすタイプのいわゆる普通の腹筋をやろうとしたところで、今の筋量などを考慮すると首や背筋を痛める可能性があるので無理をしないこと。ってか、上体を起こすタイプの腹筋は元々の腹筋の量がないとできないのはどうよという話。

母指丘がうまく使えない件

ガリガリの子供の頃の筋力不足による転倒多発、デブになって以降の体重をささえられない膝の状態という経緯を経て、膝を曲げた状態で、腿の筋肉を使って耐えるということが習慣づかないまま大人になった模様。よって、足の甲の側の柔軟性が確保できていないし、歩くときも上体を後ろに置いたまま、足を前に出して、足の裏全体でべたんと着くような感じで着地し、その着地した側の脚力で身体をひっぱり込むような歩き方になっていたらしい。つまり、これがガキの頃に「何を観察して歩いとんや」とか、大人になってから「ダラダラ歩くな。シャキシャキせんか」と言われる原因だったようだ。

歩き方

そこで、歩き方を変えてみようということに。トランス系が入る話だが、腰のロールによって大腿部を前に出す感じにする。要はモデル歩き。あんまり腰をガリガリ振ってるとアレなので、腰骨の出たところが最初に0.5mmくらい前に出て、それに連れて腿→脚→足と動く感じで。見た目が少々それっぽいが、それはそれで楽しいのでアリ(ぉ
実際に、女性の歩き方と男性の歩き方の根本的な違いは、女性は脚力の差を腰のロールによってカバーしているということである。したがって、この歩き方は、大腿部の太いのが殆ど脂肪であり、筋肉がないワテには、ある意味ぴったりだったようだ。
実際やってみると、今までなら脚が痛くてたまらなっていた距離(と言うてもせいぜい2〜3km/日)を歩いても、このやり方だと殆ど疲れを感じない。おかげで歩くのが楽しくなった。

痛み

「痛み」の区別がついておらず、「痛み」=「イヤなもの」というデジタルな認識をしていた。

  • よい痛み
    • 動いてなかったところをゆっくり動かすことで起きる、肩を揉んで貰ってるときの感触にも似た痛み
  • イヤな痛み
    • 以前の歩き方で歩いた後に起きる顔をしかめるような痛み
    • 風邪の時の喉の痛み、頭痛歯痛生理痛にケロリン(違

継続するには

楽な方向に逃げてると言われるかもしれないが、あくまで重要なのは「負荷の強さ」ではなく「継続すること」。しんどかったりイヤな痛みを我慢しなければならなかったり、空腹感と戦わなければならないようなやり方は、ワテの性格だと、継続することができなかったわけなので、そうしたものと戦わずに済む方法、かつ時間と場所の制約を受けない方法を構築することで、「継続すること」ができる。
継続に際して大切なのは「サボってもいいけど、辞めないこと」。例え1ヶ月サボっても、やり方をメモしたものなどを見て再開すれば、さぼる前の継続期間のさらに前とは、スタートラインが違うので、リカバリしやすい。

「創造」

こうしたメソッドは格闘のトレーニングに基づいているらしい。長所短所いずれもを含めた自分の身体の特徴をつぶさに観察し、補うべきところを見つけ出し、現在の身体の仕様に合わせた身体の運用方法を理論立てて考察し構築していくというのは、創造的作業だなと思った。てか楽しい。
自分の身体の詳細な仕様を解き明かした上で、適切な運用方法に基づいて構築したメソッドによって身体を動かすことが楽しいことを見いだすことができるのは、自分にとって大変な進歩だと思う。
とはいえ、このやり方ってそこそこ論理的な議論ができるトレーナーと生徒の組み合わせだから成り立つんだよなぁ。