トップ選手と体育教師の関係

せっかくなので、こちらにも言及

確か体操だかの世界大会の前に、日本代表の選手(あれ、冨田だったかなぁ。忘れた)が、「これが、日本での体操競技の普及に繋がれば」みたいなことを言っていたのだが、ソレに対して「一般人はんな宙返りとか出来ませんから*1却ってトッププレイヤーがそれ言っちゃうと引いちゃうんじゃないかなぁ」と思ったことも思い出した。

スポーツのトップ選手たちは、時に、こうして、競技に興味を持ってほしいとか普及につながればなんてことを言うわけだが、それであこがれを持ったヤツらが、その周囲の連中から興味を根こそぎ持って行ってる現実は見えない。
とはいえ、少なくとも、宣伝をしたスポーツ選手にその罪は無いわけで、むしろスポーツ選手は、青田とも言える子どもたちの中から、将来のそのカテゴリーを担い得る人材を引っ張り上げんとイカンし、頂点を引っ張り上げるのは、やはりそうしたトップ選手の役割であろう。
となると底辺の底上げは、当然学校等の教育機関になるのだが、ワテが受けていたスポーツ少年団不参加による差別を考えると、それはたとえるなら、伸びる苗のせいで、他の苗が栄養奪われてんのは、畑を管理するお百姓(=教育機関の現場)の責任であってお日様(=トップアスリートたち)のせいじゃないと言えるだろう。
まぁ、せめて、栄養奪われ切ってしおしおになった苗にも、五分の魂があるし、生きながらえたいと思ってるということは、ここで主張し続けていきたいと思う。
それが、悪あがきであったとしてもだ。