せっかくなので

そこのジムでの話をつらつらと細かく書いてみる。
最初のメニュー作成で、「マシンをいろいろ使ってみましょー」ってことで、あれこれやってみたわけだが、ことごとく期待する部位以外のところが痛む。負荷をいろいろと変えてみて「○○が動いてるのがわかりますかー?」なんて言われてもわからんもんはわからん。
結局のところ、そこで判ったフリをして、その後も適当に続けてたのがマズかったのかもしれない。
どうですかーなんて声をかけられて「ああ、○○が動くってのがわかって気がします」なんて茶を濁した答えを返さずに、彼らの「トロいんだよ!ボケ!」とか言うコミュニケーションメソッドに従って「わかんねーもんはわかんねーんだよ! 判るように教えろよ!」と言うてもよかったのかもしれない。
とはいえ、大抵のジムとかスポーツクラブなんてーのは、メニュー作りますっつったところで、そこまで細かい診断ができるハズもないだろうし、そこまで説明できるインストラクターもそうそういないだろう。*1
「身体を動かす」ことに対して、何の知識も持ってない上に、義務教育で教わるべきスキルを落として来てる人にとっては、一番最初の時点でとんでもなく高い壁があるわけだ。
PCの習得でも、知識が何もない上に、テキストを認知するスキルを義務教育レベルで落として来ちゃってる人にとったら、画面上に出てくるメッセージを読みこなしたり、キーボードを叩いたりすることが高い高い壁になって、結局ローンまで組んで買ったけれど、残ったのはローンの残高と押し入れの肥やしになるのと同じことだと思った。

*1:高額な会費を要求するところはそうではないのかもしれないが、そもそもそんなところに運動音痴の中年が足を向けるとは思えない。