さらに余談だが
せんせーが、このエントリで紹介した手法にツッコミを入れてくれたので紹介。
方法1 ボールにさわったら1回、10点をあげる。
2 反則したら10点減点とする。
触ったのがオフサイドだった場合、差し引きゼロになりますがなwww
それで仮に相殺になったとしても、スローインさせてもらえれば、とりあえず触って+1のはずなんですが
0点…1名 10点…5名 20点…6名 30点…3名 40点…3名 50点…6名
60点…4名 70点…5名 80点…5名 90点…6名 100点(以上も含む)…15名
合計59名いるわけだ。
2校時を使った合同体育とはいえ、スローインは59回もありえませんwww
よっぽどプレイがしょぼくて、場外に飛び出すキック連発なら別だろうが、100点以上が15名もいることから考えて積極的にボールに触る生徒が、場外キックは極力止めたはず。
言い方は悪いが、徹底的に底上げを狙うなら、下手な生徒だけで授業を構成する必要がある。
さらに言うと、この授業はモデルケースで1回の記録しかしてないが、こういう手法こそ、年間を通じてくり返すことで効果が表れる。
たとえばフリーキック&スローインを、前の授業でやってない子から優先でとかできるからだ。
とはいえ、勝手に児童をモルモットにすることは禁じられているため、公立学校において、こうした技術や方法論を提唱し実践の上効果検証しようと思うと、公的機関の後押しが必要となる。そうした制限から大学の研究室での研究を、付属校が請け負うみたいなカタチとなりがちなので、やはりサンプルとして偏りは否めない。
かくして、大学付属の学校に通えない一般の子供たちのところには、こうした技術や方法論は届きづらくなり、「今日はサッカーなー。みんながんばれー」とだけ言うて放置する授業とも呼べないような時間がながれることになる。