ユースと学校の部活動は即刻分割せよ!

スポーツが今のままなら無理だけど - /ja あやつる YmrDhalmel経由http://blog.livedoor.jp/hira309/archives/50728501.html

学校をユースチームの代わりにせざるをえないという現状こそが問題。
個人的な意見としては、とりあえずはプレミアのすべてのチームがユースチームを持つのが望ましいと思うわけですが、企業チームが首を縦に振るとはとてもではないですが思えません。

こんなやり方で、ヨーロッパのチームに追いつけるとは到底考えられません。とにかくシステムを変える必要があります。

http://blog.livedoor.jp/hira309/archives/50728501.html

どうやら、トップの方でも学校の部活にはいろいろと問題があるようで。
対極の立ち位置にいる私からも、この意見には激しく賛成したいと思います。昨日も書いたとおり運動系の部活動が学校の名前を広めるためのツールとして使われている側面が現状として存在するが故に、その役割に寄与しない運動音痴の生徒や文化会系の部活動は、学校における体育/スポーツ教育の現場において、単なる邪魔者とされるばかりでなく、学習指導要領に定められた内容を学んだり、習得するチャンスさえも奪われていくということもまた現状として存在するのです。
とはいえ、ユースチームを作るほどのパトロン制度が国内にない現状では、すべてのスポーツチームがユースチームを持つことに無理があるのはよくわかります。そこで、提案したいのは体育科の習熟度別教育の実施です。
体育科の授業を主/副教師により行うようにします。まずスポーツが得意で、それを伸ばしたい子供たちは、安全を監視するだけの副教師の下で、心ゆくまでのびのびとプレイに勤しみます。C翼の頃にキャーキャー言うてた腐女子の方々が喜びそうなほどに、彼らはアイコンタクトと最低限の会話だけでプレイを楽しむことができるわけです。
一方運動音痴の子供たちは、主教師の下で、必要なスキルの教育を受けます。とんだりはねたりと前の学年や幼稚園で習うような内容でも主教師は根気よくできるまで教えます。しかし、その中間の子供たちはこの体制では救えません。たとえば必要な調整力などはそこそこあるんだけれど、たとえばボールの蹴り方が今ひとつだとか、ボールの投げ方がわからないとかいった生徒にどう教えるかということです。
その解決方法として、「教えあいポイント制」を提唱したいと思うのです。
プレイに勤しむだけでは、基本的に成績は3までしか付きません。ある子供のできないスキルをできるようにしたら、それを記録しポイント化します。そのポイントが成績に反映されます。さらにその成績とポイントの取得履歴は本人の希望によりいつでも取り出すことができ、たとえば体育大学への進学や体育科の教員採用試験の際に有利な材料として使うことができるわけです。
私が経験してきた学校体育の問題点は、子供たちから見て「運動音痴に教えても得なことが何一つ存在しない」「教えずに自分だけがファインプレーを繰り返せば、いい成績が取れる」ということだと思うのです。結果平等を目指せとまではいいませんが、体育の授業において教師の管理能力の限界を超えたところで、運動音痴が再生産されていくことを考えれば、教えられる子供が教えるということを評価するシステムが必要だと思いますし、そもそも、初等教育のスタートの時点で運動をするために必要な身体的・神経的条件に大きな差がある状態で同じカリキュラムを受けさせている現状は、機会平等にすらもあたらないのではないかと思うのです。
まぁ、昼間の眠たい時間に妄想的に勢いで書いてるので、ツッコミどころは満載かとは思いますがw