褒める人の尺度の問題

以前の職場で、sum関数しか使えずに、データテーブルをひたすら、ソート→コピーして統計表を完成させる人がいた。
その人が、私に時々仕事の依頼をすることがあった。
自分でやりきれないデータテーブルからの統計要素の抽出が主だった。
たいていの場合はvlookupと文字列関数を使えば数分で終わらせることのできる仕事だったので、二つ返事で引き受けて、数分で返した。
そして、結果を保存したpathを知らせると、その人は大抵、こう褒めるのだった。
「え!?もうできたん? エラい早いなー。ありがとーなー」
すいません、最初のヒトコトだけは余計です。あなたw
と腹の底で反発してた。
しかし、twitterで、とある人の発言*1に、要はそこら辺は尺度の違いではないかという主旨の発言があった。
私は思わず膝を叩いた。
則ち、「もうできたん!?」という言葉の中には、彼の尺度においては「これは30分も1時間も、ヘタすりゃ半日から掛かる仕事や」という認識が含まれていたということなのだろう。
そう、彼は決して「バカにする」意図はなかったのだ……と思いたい。(ぉぃ

*1:本人は発言ブロックしてるので伏せますが